いつも新生工業のブログを楽しみに見ていただきありがとうございます。
先日のGW期間中に、弊社代表のエッセーが宮崎日日新聞社様に掲載いただきました。
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「我が社には猫がいる」
わが社は、周辺に民家の少ないところで製造業を営んでいる。
そこへ１匹の黒い猫が突然やってきた。
愛くるしいなき声とくねくねしたポーズが
猫好きの社員のハートを射止め
「社長！この猫を飼いましょう！」と言うので
飼ってみることにした。
早速ホームセンターへ。
行ったことのない売り場に足を運び、
ワクワクしながら餌を買った。
猫は一度にたくさんの餌を食べないことを知ったのがきっかけで
「この際、猫の習性を観察しようと」思った。
木の柱で爪を研ぐ。
いつ見ても寝ている。
屋外で飼っているのでやたら喧嘩をする。
それも決まって白い猫だ。
耳を齧られても、足に噛みつかれても
飽きもせず喧嘩している。
猫の世界も人間同様 大変だと思った。
土日祝日も餌を与えに会社へ行くことが習慣となった。
これが私の体調管理につながり、健康維持のためにも
彼の存在はなくてはならないものになった。
防犯にも役立つと思うえば、
飼うことは苦にはならなくなった。
忙しい中、彼は社員を癒してくれる。
猫好きの社員から勧められた「チュール」を食べさせればイチコロだ。
彼がきてから今年で６年。
いずれいなくなるだろうと思い、名付けていなかった。
しかし、彼がきてからなぜか会社の業績が少しずつ好転し、
赤字だった我が社が今年社員へ決算手当を出せた。
これも彼のおかけなのだろうか。
そこで、名前を授けようと思う。
「副社長」と。
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